ほうれい線の原因のひとつとして、お肌の真皮層のコラーゲン線維やエラスチンが減少して真皮層が薄くなって、脂肪などの皮下組織の重みを支えられなくなり、頬の皮膚がたるむことで、ほうれい線が深くなっていきます。
そこで、お肌のはりに重要なコラーゲン、弾力性（プルプルの肌）に重要なエラスチン、潤いに重要なヒアルロン酸が生成される「真皮線維芽細胞」があるお肌の真皮層に、鍼で直接刺激を与え、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促します。
また、頬の脂肪ポケットに脂肪や老廃物が蓄積され、その重みが原因でたるんで、ほうれい線が深くなります。そのため血流をよくして老廃物の排泄を促すことも改善につながります。
また、加齢によりお顔の表情筋が衰えてしまうと、皮膚全体を支えきれず、重力に負けて垂れ下がることでたるみを引き起こし、ほうれい線が目立ってしまいます。
鍼は、真皮層より深くにある筋肉まで届き、凝り固まった筋肉を緩めていきます。
凝り固まった筋肉が緩むことで、お肌の血行の改善を促され、普段使わない筋肉が活性化して、動かしやすくなります。
そのため、たるんだ皮膚が引き締まり、リフトアップにつながります。