11月 11, 2024

自律神経

自律神経

交感神経と副交感神経のバランスが大切

【生命を支える神経】
自律神経は、胃腸や体温などのように自分の意志ではコントロールできないものを動かし、生命活動を支える働きがあります。
交感神経と副交感神経の2つの神経があり、どちらかが強くなる(優位になる)ともう片方が弱くなる、シーソーのような関係にあります。
交感神経は、活動しやすい体内環境をつくり、副交感神経は、身体を休みやすい環境にします。
この働きが極端に乱れると「自律神経失調症」となり、めまいや蕁麻疹、腹痛など体に多くの不調が起きます。
自律神経は気温や気圧などの環境のバランスが変化、仕事や対人関係などのストレスに影響を受けることで乱れやすくなります。

<交感神経が優位なとき>
・日中
・緊張しているとき
・興奮しているとき

<副交感神経が優位なとき>
・夕方から夜
・リラックスしているとき
・眠っているとき

副交感神経を高める生活を!

自律神経は、自分でバランスを整え直すことができます。現代社会では交感神経が優位になりやすいので、生活を見直して副交感神経を高めましょう!

①食事
1日3回、規則正しい食事が基本です。ゆっくりとよく噛んで食べ、腹八分を心掛けます。夕食は、寝る3時間前には済ませましょう。楽しく食事をすることも重要です。

②運動
ゆったりした運動が、副交感神経を高めてくれます。ウォーキングやストレッチがよいでしょう。

③睡眠
睡眠不足は、自律神経を乱す大きな原因です。夜しっかり眠り、朝は決まった時間に起きることが大事です。
寝る2~3時間前の入浴は、質の良い睡眠を導いてくれます。血流もよくなり、自律神経が整いやすくなります。

このほか、アロマや音楽鑑賞など、自分がリラックスできるものも、自律神経を整える効果があります。

また、鍼灸にはリラックス効果があり、自律神経の調整にも効果がありますので、是非一度お試しになってみてはいかがでしょうか。

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