3月 1, 2023

花粉症

花粉症

暖かくなると多くの人を悩ませるのが花粉症。日本人の約4人に1人が花粉症を発症しているというデータもあります。長期間続く、目のかゆみと鼻水は辛いですね。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどで、集中力がなくなり効率的に仕事や家事ができなくなったり、日常生活に支障をきたす方も多いのではないでしょうか?

花粉症は、アトピー性皮膚炎やぜんそくなどと同じアレルギー疾患で、アレルギー性鼻炎の一つだといわれています。アレルギーとは、からだに入り込んだ異物を撃退する、からだの防御反応が、過剰である場合をいいます。アレルギーを引き起こす原因物質をアレルゲンといい、花粉症の場合は、スギを代表とする植物の花粉がアレルゲンとなって、花粉は目や鼻の粘膜から侵入しやすいため、目や鼻の症状が主な症状となります。

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみの症状の他に、下記の症状が現れることもあります。
頭・・・頭痛、頭が重たい、頭がボーっとする
のど・・・痛い、かゆい、咳や痰がでる、不快感、声がかすれる
口・・・口が渇く、口内炎、味覚障害
胃腸・・・食欲不振、胃がもたれる、下痢
皮膚・・・顔や首が赤くなる、かゆい
その他・・・全身倦怠感、熱っぽさ・のぼせ

花粉症で代表的なのがスギ花粉ですが、その他の花粉でも花粉症のなる方がいます。ひどい方では1年中いろいろな花粉症に悩まされている方もいらっしゃいます。

【日ごろの予防法】
・室内をこまめに掃除して清潔にしましょう。カーテンの汚れにも注意を。
・鼻粘膜への刺激を避けるため、室内の乾燥を防ぎましょう。
・テレビやインターネット、新聞の花粉情報を見て予防を心がけましょう。
・特に花粉症では外出時はマスクやメガネをし、外出から帰ったら、うがいや目や鼻などを洗うと予防効果も上がります。

【花粉症と鍼灸治療】
1.投薬治療とは違い、副作用や眠気がない
・薬を飲むと眠気が心配・・・」というドライバーさんや妊娠中・授乳中の方にも安心です。

2.体質改善による症状の改善(長期的な効果が期待)
・花粉症の時期が終わっても定期的に継続して治療を続けることにより、免疫力アップとなり、花粉症への体質改善が可能です。
・花粉へのアレルギー反応を抑制できます。
・去年より今年、今年より来年・・・と症状が軽減していきます。

3.治療後の効果が期待(短期的の効果)
・鍼で鼻の周囲のツボに刺激を与え即効性の効果があります。

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