お灸の効果

一般的にお灸に使う「モグサ」は、乾燥された「ヨモギ」の葉を精製したものです。原料となるヨモギはキク科の多年草で、様々な薬効性(健胃・利尿・解熱・止血)が含まれています。

免疫力アップ

身体に温熱刺激を与えることで、皮膚の下にある筋肉や血管・リンパ節が刺激されます。すると細胞が活性化され免疫作用がアップするほか、リンパの流れを改善されます。これによって、むくみの解消にもつながります。

さらに温熱効果によって血管が収縮・拡張し局所の充血や貧血を調整し炎症などをやわらげる効果もあります。

 

自律神経を整える

お灸の効果によって、筋肉が緩んで身体がリラックスすると共に血液の循環がよくなることで、自律神経のバランスが整い様々な身体の不調の改善が期待できます。

 

鎮痛効果

お灸に使われるモグサの有効成分として注目したいのが「シネオール」という精油成分です。モグサの原料であるヨモギのほかユーカリや様々なハーブなどにも含まれるもので、強力な消毒・殺菌・鎮痛作用などがあります。お灸をすることによって、この成分が皮膚の表面から内部に浸透していきますので痛みをやわらげるなどの効果が期待できるのです。

 

リラックス効果

モグサに含まれる有効成分であるシネオールは、モグサを燃やした時に出る煙にも含まれており、モグサの匂いにはリラックス効果もあります。

当院では皮膚に直接モグサを置かないで、棒状になって中にモグサが入っている「棒灸」で皮膚にかざして温めるお灸もあります。

棒灸はポカポカして気持ちいいと言う方が多いです。

是非、一度ご体感してください!!

 

 

やの鍼灸治療院

肩こり

首から肩のエリアにある筋肉に生じる個人の感覚で、いわゆる「自覚症状」なので、客観的に表すことがなかなか難しく、こわばった感じや不快感・こり感・重苦しさや痛みにいたる症候の総称です。頭痛や吐き気を伴うことがあります。

肩こりは人間が立って歩き始めたことが原因といわれます。

頭の重さは約5~6kgでボーリングの球くらいでとても重いのです。その重い頭を首や肩の筋肉で支えるわけですので、首や肩の筋肉はとても疲れてしまいます。普段から軽い体操などをして肩から首にかけての筋肉を鍛えておくことが予防の一つです。

 

 

肩や首の痛みは、初期症状です。

更に、症状が進むと、目のかすみ、頭痛、歯の痛みが起こります。その症状をそのまま放置すると、自律神経が乱れ始めます。

そうなると、肩こりとは関係のなさそうな症状が現れ始めて深刻な状況となってしまいます。

微熱・疲労感・不眠に加えて、内臓の調子が乱れてしまうこともあります。ここまできてしまうと、日常生活にも支障をきたしてしまいます。

ただでさえ不快な肩こりですが、深刻な状況になる前になんとか改善したいですよね。

 

 

 

<肩こりの原因>

【運動不足による筋肉疲労と血行不良】

日頃から体を動かしていないと、筋肉が普段使われないので、筋肉の緊張や疲労が起こりやすく、肩や首筋がこります。さらに、運動不足は血行不良を招き、肩こりの発症の原因になります。

 

【同じ姿勢でのデスクワーク】

同じ姿勢で長時間パソコンに向かっていることで、首や肩周辺の筋肉に緊張が続き、肩こりの症状があらわれます。

 

【眼精疲労】

パソコン、携帯電話などによる長時間にわたる目の酷使や、メガネの度が合っていないなどの慢性的な目の筋肉の緊張や疲労が、首のこりや肩こりの症状を引き起こすことがあります。

 

【ストレスによる緊張】

肉体や精神にストレスを受けると、筋肉を緊張させる自律神経の働きが活発になります。そのため、肩周辺の筋肉が緊張し、肩こりが起こります。一時的なものであれば問題ありませんが、連日ストレスにさらされ筋肉に過剰な緊張状態が続くと、肩こりが慢性化することがあります。

 

【寒さによる肩の筋肉の緊張、自律神経の乱れ】

寒い場所や冷房の効いた部屋でずっと過ごしていると体に不自然な力が入り、筋肉が緊張します。さらに、寒さによって自律神経の乱れを引き起こすために、筋肉の緊張が強まり、肩こりの原因となります。

 

 

<日常生活でできる予防法>

【体を動かして血行を良くする】

体に負担が少なく、全身の筋肉をバランス良く使う運動を、少しずつでも行うようにしましょう。ウォーキングやサイクリング、水中ウォーキング、ストレッチ、ラジオ体操などがおすすめです。

 

【肩や首を冷やさない】

夏のエアコンによる冷やしすぎや、冬の寒さに身を縮める筋肉の緊張は、肩こりの原因です。 冷気をなるべく避け、蒸しタオルやカイロなどを使って、肩と首を温めましょう。

 

【仕事の環境を見直す】

パソコンの画面との距離は40cm以上離し、目線が下になるように位置を調節しましょう。そして、背筋を伸ばして椅子に深く腰掛け、キーボードは自然に手をおいたときに、ひじの角度が90~100度くらいになるようにしましょう。デスクワークが続く場合は、1時間に1回は伸びをするようにしましょう。

 

【効果的な入浴で血行を良くする】

38~40℃くらいのぬるめのお湯にゆったりとつかり、血行を良くしましょう。お風呂からあがったら、水気をよく拭いて湯冷めしないように気をつけましょう。

 

 

<肩こりを起こしやすい体型>

なで肩、極端なやせ型や肥満体、猫背の人は肩こりになりやすいといわれています。 なで肩や極端に痩せている人は、首や肩の筋肉があまり発達していない場合が多く、疲労しやすい傾向にあります。 肥満体の人は、頭や肩の重さが増すので、筋肉に相応の負担をかけ、肩こりを起こしやすくなっています。 猫背のように、丸まった姿勢は、肩や背中の筋肉をつねに緊張させている状態なので、血流が悪くなり、肩こりを招くことになります。

 

 

 

<鍼灸と肩こり>

【筋肉の緊張が緩む】

鍼は凝り固まった筋肉に対して直接アプローチすることで、鍼灸の作用である血管を拡張させ血流を促進させる働きが高まります。

血流が改善されることで、筋肉に酸素が運ばれ、ほぐれていきます。同時に痛みを引き起こす発痛物質も流され、痛みが和らぎます。

 

【内臓の働きの改善】

鍼治療では、こりがある部分だけではなく、手や足のツボにも鍼やお灸をします。 ツボに刺激を与えることで、体の反応により内臓の働きが活性化されます。内臓の働きが活発になると体全身の代謝が上がり、血流循環が改善します。

 

【自律神経のバランスを整える】

頭や首に鍼やお灸をすることにより、自律神経の乱れを調整することができます。 肩こりは自律神経の乱れによっても引き起こされることもあり、鍼・灸でバランスを良くしてあげることで、血管が拡張し、血行が良くなります。鍼灸にはリラックス効果もあります。

 

 

 

 

東洋医学には「気(き)・血(けつ)・水(すい)」という概念があり、肩こりの原因はこれらの異常によって起こると考えられます。具体的には、血が足りない状態(血虚)、血がとどこおっている状態(お血)、水分がたまっている状態(水毒)、気が不足している状態(気虚)などがあります。また、いくつかの状態が重なって肩こりが現れたり、悪化したりしている場合も少なくありません。

 

  • 気虚(エネルギー不足によって、熱が産まれにくくなっている。疲れやすく、カゼを引きやすい、寒がりといった症状も。)
  • お血(血液の流れや働きに障害が起こり、熱が運ばれにくくなっている。便秘気味で月経痛や肌荒れなどを伴う。)
  • 水毒(体の水分量が多かったり、偏ったりしているため、水分がたまることにより肩こりが起きます。頭痛や頭重感、むくみ、耳鳴り、頻尿などを伴う。)

 

こうした体質や状態、肩こりに伴うほかの症状などを考慮して、その人にあった治療法が決まります。ただ、肩こりというのは長い間に少しずつ進行してきた症状ですから、短期間で症状がとれるものではありません。長い時間をかけて、治療をしていく必要がありますし、鍼灸治療だけでなく、日常生活から改善していくことも大切です。

ありがとうございます!

患者様から北海道のお土産をいただきました。

天気も良く、温泉もとてもよかったそうです!!

 

私も何回か北海道に行ってますが、お話を聞いていたら、また行きたくなってしまいました。

 

ありがとうございます!!

 

 

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花粉症

つらい日々に、さよなら!

 

風邪をひいているわけでもないのに、ひどいくしゃみや鼻水、鼻づまりが発作のように起こる・・・。

アレルギー性鼻炎とは、ハウスダスト、ダニ、花粉、カビ、ペットの毛など、特定の原因となる物質(アレルゲン)が、鼻粘膜に侵入して過敏反応(アレルギー反応)を起こし、連続するくしゃみ鼻水鼻づまりなどの症状をもたらす病気です。

春先になるとつらい「花粉症」もこのアレルギー性鼻炎の一つです。ひどい症状で、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。

 

原因となる物質(アレルゲン)が過敏に反応してしまうのは、からだの防衛力が弱いからなのです。  防衛力がもともと弱い人と強い人がいますが、防衛力は飲食や労働などの生活環境によっても変化します。突然花粉症になってしまうことがよくありますが、それは、その人なりに保たれていた防衛力が、何らかの原因で乱れたためと考えられます。

 

 

くしゃみ、鼻水、鼻づまりを三大症状とするアレルギー性鼻炎には、ハウスダスト、ダニなどによりいつも症状のある通年性のものと、花粉症などある時期だけ症状のある季節性のものがあります。

 

<日ごろの予防法>

  • 室内をこまめに掃除して清潔にしましょう。カーテンの汚れにも注意を。
  • 鼻粘膜への刺激を避けるため、室内の乾燥を防ぎましょう。
  • テレビやインターネット、新聞の花粉情報を見て予防を心がけましょう。
  • 特に花粉症では外出時はマスクやメガネをし、外出から帰ったら、うがいや目や鼻などを洗うと予防効果も上がります。

 

<花粉症と鍼灸治療>

①投薬治療とは違い、副作用や眠気がない

  • 「薬を飲むと眠気が心配・・・」というドライバーさんや妊娠中・授乳中の方にも安心です。

 

体質改善による症状の改善(長期的な効果が期待)

  • 定期的に継続して治療を続けることにより、免疫力アップとなり体質改善が可能です。
  • 花粉へのアレルギー反応を抑制できます。
  • 去年より今年、今年より来年・・・と症状が軽減していきます。

 

③治療後の効果が期待(短期的の効果)

  • 鍼で鼻の周囲のツボに刺激を与え即効性の効果があります。

 

 

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美容鍼

「お肌は内臓の鏡」と言われ、真の美しさは心身ともに健康であってこそだと考えております。そのためお顔だけに鍼を打つのではなく、お身体全体の鍼灸治療をおこないます。

肩こり、冷え性、慢性疲労、生理痛、ホルモンの不調などといった症状を改善することで美顔効果がさらにアップし効果が持続します。

鍼は血液循環が良くなり代謝が上がるためお肌に「はり」と「艶」ができます。またコラーゲンの生成を促しシワを改善していきます。

お一人おひとり美容のお悩みやお身体の不調に合わせて鍼灸治療をおこないます。
身体の内と外から美しくなる「美容鍼」の効果を是非ご体感ください。

 

【アンチエイジング】

年齢を重ねるたびに気になってしまう「シワ」は、主に肌の弾力低下、乾燥による水分保持力の低下、紫外線による肌へのダメージなどが原因です。

そこで「シワ」が発生しやすい部位の鍼をすることで、血液循環が良くなり、代謝が上がるため、衰えた表情筋の筋力もアップします。これにより自然と顔が引き締まり、お肌に「はり」と「艶」がよみがえることに繋がります。

またお肌の細胞が活性化され、コラーゲンの生成が促されますので、お顔全体を健康的な美肌へと導くことができます。


<主な症状>
・ たるみ(リフトアップ)
・ ほうれい線
・ シワ
・ くすみ
・ クマ
・ ニキビ
・ むくみ
・ 肌荒れ


【お顔のたるみ】

お顔には、お身体と同じように筋肉がたくさんありますが、その筋肉が凝り固まったり、年齢を重ねることで筋肉が衰えてしまうと、たるみの原因となってしまいます。
頭の筋肉はお顔のたるみ(特に目元・ほうれい線)の原因になりやすいので、頭皮の筋肉をしっかりほぐしてリフトアップをさせていただきます。
お肌全体のターンオーバーが促進されると共に、新しい細胞ができますので定期的に鍼をさせていただきますと、内側から肌質が変わってくるのが実感できます。

<主な原因>
・ 顔の凝りや脂肪が増えて重たくなる。
・ 加齢によるコラーゲン、エラスチンの減少
・ 加齢による筋肉の衰え

<美容鍼の効果>
・ 理想のフェイスラインに沿って引き上げながら鍼を打っていきます。
・ 血流を改善し、顔の凝りをほぐす。
・ 真皮を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促す。
・ 筋層を刺激し、質の良い筋肉をつくる。

エラスチンとは
保湿成分で肌を構成する重要な成分。
線維状のタンパク質で、体内では主にコラーゲン同士を結びつけて網目状に構成する働きをしています。構成されものは、ゴムのように伸縮する性質があり、肌の弾力や柔軟性はエラスチンがあるからと言えます。

 

 

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ぎっくり腰

ぎっくり腰は急に起こる腰痛の総称で病名ではなく、病院などでは『急性腰痛症』『椎間捻挫』と診断されることが多いようです。

 

欧米などではその激しい痛みから『魔女の一撃』と呼ばれています。

主な原因には、長時間の立ち仕事や中腰などの不自然な体勢、姿勢の悪さ、疲労、運動不足、冷え、肥満、体のかたさ、古傷、ストレスなどがあげられます。

この中でも、筋肉疲労や背骨のゆがみが蓄積することで起こりやいとされています。

 

「顔を洗おうと中腰になったらギクッときた」、「重いものを無理に持ち上げた瞬間に痛みが走った」などとよく聞きます。また、なかには咳をしただけでひどいぎっくり腰になった方もいらっしゃいます。日常生活の何げない動作が誘発して痛みを引き起こしてしまう方が多いようです。

 

 

そもそも突然くるぎっくり腰に原因なんてあるの?」「重い荷物を無理に持ち上げようとするとなるんだよね。」こういった認識がすでにぎっくり腰の落とし穴と言えます。ぎっくり腰の原因は日頃の生活の積み重ねに存在しているのです。

 

 

ぎっくり腰の治し方

悪い姿勢が続く、腰に負担のかかる動作をよくする。などによって腰に疲労が溜まり、やがて耐え切れなくなった筋肉が炎症を起こし、ぎっくり腰になります。

また姿勢が悪くなくとも、同じ姿勢をとり続けることで、腰回りの筋肉が固まってしまうので、これもぎっくり腰発症の可能性を高めてしまいます。

オフィスワークやスマホなど前かがみによる腰の負担が大きいので現代病ともいわれています。

 

 

ぎっくり腰の原因は、過去の姿勢習慣や疲労の蓄積からくる身体のゆがみです。

ぎっくり腰になった人に聞くと、突然何かの拍子にグッキっとなって痛くなった、動けなくなったと言われる事が多いです。

しかし、実は突然痛みが出たわけではなく、なるべくしてなっているのです。 なぜぎっくり腰になったかというと、上記にあげた過去の姿勢習慣や疲労の蓄積からくる身体のゆがみをほっておいてしまったからです。

 

 

鍼灸は「ぎっくり腰」に、とても有効な治療法です。

鍼治療は腰部の奥にある筋肉(患部)の筋肉の緊張を緩め、鍼の鎮静作用によって炎症を抑えます。また、鍼治療には痛みをとる鎮痛作用もあります。

歩けないほどの痛みを抱えて来院した患者さんが、治療後は、自分で歩いて家まで帰れるようになるということが、よくあるのです。

また、初期の痛みが良くなっても安心はできません。慢性腰痛を患ったり、ぎっくり腰が癖になってしまう場合がありますので、一度ぎっくり腰になった方は、日ごろの生活習慣や疲労のケアを心がけ、.ぎっくり腰を繰り返さないということが大切です。

 

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甘くて美味しい

いつもお越しいただいている患者様から、ご近所の「堀青果」さんのミカンをいただきました。

甘くて美味しいミカンです!!

 

いつもありがとうございます。

 

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腰痛

体を動かしたときだけでなく、安静にしているときにも腰に痛みを感じる。それが腰痛です。

筋肉の疲労やこりによる場合もありますが、背骨の変形や骨折など、骨に異常が起きているケースも少なくありません。

4本足の動物の場合、背骨が水平であり、腰への負担はそれほど大きくありません。しかし2本足で立つ人間の場合、背骨が垂直になり上半身の重みを支える腰に大きな負担がかかります。

腰痛は、たいていの人が一生の間に一度は経験するといわれますが、人間が仮に4本足で歩いていたなら、こんなに多くの人が腰痛に悩むことはなかったはず。

2本足で歩く人間の宿命ともいえる病気なのです。

 

 

<日常生活から考えられる原因>

1.長時間同じ姿勢でいることによる筋肉の緊張

長時間座っていたり、立ちっぱなし、中腰など、無理な姿勢を続けると腰の筋肉が緊張して、時間の経過とともに筋肉が疲労し、血行が悪くなり腰に痛みが起こります。

 

2.運動不足、筋肉退化による筋力低下

腰の周りにある大腰筋(だいようきん)や大殿筋(だいでんきん)、中殿筋(ちゅうでんきん)の筋力が衰えると、腰椎に負担がかかり、腰痛を引き起こします。腹筋は横隔膜とともに背骨を支える働きがあるので、腹筋の筋力が低下し、正しい姿勢が保ちにくくなると、腰椎に負担をかけることになります。また骨盤の筋肉は姿勢を保つのに大きく関与しています。これらの筋力の低下が、腰痛の要因となります。

 

3.過剰な動きや無理な負担

過度の運動によって筋肉は疲労し、徐々に緊張を強めて腰痛を引き起こします。また、腰に無理な力がかかるような動作を行うと、ぎっくり腰など急性の腰痛を招くことがあります。

 

4.腰痛の原因となる主な疾患

代表的なのは、ぎっくり腰と呼ばれる腰仙部挫傷(ようせんぶざしょう)、椎間板の一部が神経を圧迫して起こす椎間板ヘルニアです。他にも、過度な運動が原因となる脊椎分離症や、骨の変性などが原因となるすべり症、腰部変形性脊椎症、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)、骨がスカスカになる骨粗鬆症も腰痛を引き起こします。また、腎結石や尿管結石、子宮筋腫、子宮内膜症、うつや自律神経失調症などの疾患でも腰痛が起こることがあります。

 

 

<腰痛を伴う疾患>

1.ぎっくり腰

顔を洗うときの中腰の姿勢や、重いものを持ち上げるときの腰を折り曲げた姿勢などが原因で起こります。脊髄の近くにある椎間関節という小さな関節が捻挫を起こし、急激な痛みに襲われ、動けなくなります。腹筋や背筋が弱い人に起こりやすく、再発することも少なくありません。

 

2.椎間板ヘルニア

骨と骨をつなぐ椎間板に亀裂ができて、中の椎間板組織の一部が飛び出し、神経を圧迫することで起こります。首から腰にかけての痛みや足指のしびれや、坐骨神経痛と呼ばれる片側の足の後ろ側の痛みやしびれが代表的な症状です。若い人にも比較的多く、動くと腰や足の激痛とつっぱりなどで動けなくなることもあります。高齢者の場合、足などにも痛みが及び、歩行困難になることが少なくありません。

 

3.脊椎分離症

過激な運動で脊椎骨の一部が骨折して離れると、腰が重く感じられ、ときどき腰痛があらわれます。しかし、痛みを感じないこともあるので、放置されることも少なくありません。脊椎分離症は小学生高学年から中学生に多くみられ、脊椎分離が起こると分離すべり症に移行したり、椎間板ヘルニアを併発することもあります。

 

4.すべり症

縦に連なっている脊椎が前後にずれて、神経を圧迫し、強い痛みが生じます。しびれをともなうこともあります。脊椎の一部が骨折して分離した分離すべり症と、加齢による椎間板の変形が原因の脊椎(変形)すべり症があります。いずれも40~50代の中高年に多くみられます。

 

5.腰部変形性脊椎症(変形性腰椎症)

加齢とともに腰椎が変形し、突出することがあります。トゲのようにも見えるため、骨棘(こっきょく)と呼ばれます。骨棘の尖った部分が神経を圧迫すると、腰痛を引き起こします。起きあがったときやトイレに立つときなど、動き始めに痛みが起こりやすいという特徴があります。

 

6.腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)

長年腰に負担がかかって、椎間板が変性したことが原因となって神経の通り道である背骨の脊柱管が狭くなり、神経を圧迫するために起こります。安静時には症状が軽い場合が多いのですが、歩き続けると下肢のしびれや痛みが生じて動けなくなることもあります。立ち止まって休憩をとると症状が緩和し、歩き出してしばらくすると、また悪化するといった状態を繰り返すのが特徴的です。

 

7.骨粗しょう症

骨量が減少し、骨がスカスカの状態になり、日常のささいな動きで小さな骨折を起こしたり、自分の体重が支え切れず圧迫骨折を起こしたりする疾患です。骨折すると腰痛を引き起こします。閉経後の女性やお年寄りに多くみられます。

 

8.腰痛症

レントゲンなどの検査をしても、腰痛の原因となるような異常がないのに腰痛があることをまとめて腰痛症と呼びます。痛みの原因が主に腰背筋の疲労や炎症にあると考えられる腰痛で、疲労性の腰痛ともいわれます。姿勢、動き、柔軟性、筋力、バランスなどの機能的な問題によって起こり、本格的に腰椎の変形や変性を起こす初期段階にあるとも考えられます。こじらせる前に対処する必要があります。

 

 

<日常生活での注意点>

1.姿勢に気をつける

例えば同じ姿勢で長く立ち仕事する調理台やアイロン台などは、前屈みにならないよう補助台を置くなどして自分に合った高さに調節する工夫をしましょう。また、いすには深く座り、背骨を伸ばし、膝、足首が90度になるように高さを調節するなど、姿勢に気を配りましょう。

 

2.腹筋と背筋を鍛える

日頃から、腹筋と背筋を鍛える運動を心がけましょう。仰向けに寝た状態で腰の下にたたんだタオルを当て、自転車を漕ぐように空中で足を回す動作は、腹筋と背筋を同時に鍛えることができます。ただし、腰の痛みがあるときは決して無理をしないことが大切です。

 

3.靴の選び方やバッグの持ち方に注意する

ヒールの高い靴や厚底靴を避け、かかとが低く安定性のある靴を選びましょう。荷物は、片側にだけ負荷がかからないリュックサックがおすすめですが、バッグを片手で持つときは、こまめに左右持ち替えるようにします。

 

4.重いものを力任せに持ち上げない

何かを持ち上げるときは、中腰で力を入れたり、腕の力だけで持ち上げずに、しゃがみ込むように腰を落としてゆっくり持ち上げるように心がけましょう。

 

 

 

 

 

<鍼灸と腰痛>

【筋肉の緊張が緩む】

鍼は凝り固まった筋肉に対して直接アプローチすることで、鍼灸の作用である血管を拡張させ血流を促進させる働きが高まります。

血流が改善されることで、筋肉に酸素が運ばれ、ほぐれていきます。同時に痛みを引き起こす発痛物質も流され、痛みが和らぎます。

【内臓の働きの改善】

鍼治療では、患部のこり・張りがある部分だけではなく、手や足のツボにも鍼やお灸をします。 ツボに刺激を与えることで、体の反応により内臓の働きが活性化されます。内臓の働きが活発になると体全身の代謝が上がり、血流循環が改善します。

【自律神経のバランスを整える】

頭や首に鍼やお灸をすることにより、自律神経の乱れを調整することができます。 肩こりは自律神経の乱れによっても引き起こされることもあり、鍼・灸でバランスを良くしてあげることで、血管が拡張して血行が良くなります。鍼灸にはリラックス効果もあります。

 

東洋医学には「気(き)・血(けつ)・水(すい)」という概念があり、腰痛の原因はこれらの異常によって起こると考えられます。

具体的には、血が足りない状態(血虚)、血がとどこおっている状態(お血)、水分がたまっている状態(水毒)、気が不足している状態(気虚)などがあります。

また、いくつかの状態が重なって腰痛が現れたり、悪化したりしている場合も少なくありません。

 

  • 気虚(エネルギー不足によって、熱が産まれにくくなっている。疲れやすく、カゼを引きやすい、寒がりといった症状も。)
  • お血(血液の流れや働きに障害が起こり、熱が運ばれにくくなっている。便秘気味で月経痛や肌荒れなどを伴う。)
  • 水毒(体の水分量が多かったり、偏ったりしているため、水分がたまることにより肩こりが起きます。頭痛や頭重感、むくみ、耳鳴り、頻尿などを伴う。)

 

こうした体質や状態、腰痛に伴うほかの症状などを考慮して、その人にあった治療法が決まります。

ただ、慢性腰痛というのは長い間に少しずつ進行してきた症状です。

人間の脳は、この痛みのある状態が正常な状態だと認識いているため、施術して良い状態近づいても、元の痛みが出る状態に戻そうとすることがあります。ですので簡単に戻ってしまう前に継続して調整をすることで、脳に本当の正常な状態を認識させて定着することが必要です。

鍼灸治療だけでなく、日常生活を改善していくことも大切です。

 

 

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ありがとうございます!

いつもお越しいただいている患者様からケーキの差し入れをいただきました。

いつもありがとうございますm(__)m

とても美味しくいただきました!

 

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