動悸・息切れ

不安や動機を抑える手首のツボを押す

自律神経やホルモンバランスの乱れには、こころのツボが効く

動悸や息切れは、

精神的な疲れやストレスにより、

自律神経が乱れている場合に

出やすい症状です。

特に更年期は、

ホルモンバランスが崩れて

自律神経に影響を与え、

動悸や息切れを感じやすくなります。

また不整脈、貧血、心臓の病気などが

原因で起こることもあるので、

症状が重いときは

循環器科を受診することが大切です。

手首にある「内関」というツボは、

不安や動機を抑えてくれる、

こころに働きかけるツボです。

症状が治るまで、

呼吸に合わせるようにツボを

刺激するのが効果的です。

また「内」は内臓を、

「関」は出入り口を意味することから、

内臓の胸から腹部にかけての痛みや

不快感にも効果があります。

< 内関 >

【ツボの位置】

手首の中央に走る2本のスジ(腱)の間で、手首から指3本(人差し指、中指、薬指)下がった所。

【ツボの押し方】

腕をつかむように親指をあて、

押し込むようなイメージで5秒ずつ、

症状が落ち着くまで左右交互に行う。

動悸や息切れを感じたら、

すぐに座るなど楽な体勢をとって、

ゆっくりと呼吸を合わせて、ツボを押す。

筆圧が強い人は肩こりになりやすい!

肩こりの誘因は、

肩まわりだけにあるとは限りません。

手や腕のコリが、

肩こりに波及することもあります。

その一因となるのが、

パワーグリップと

プレシジョングリップのミスマッチ。

パワーグリップとは、

ハンマーを打つときのように力を入れる握り方。

プレシジョングリップとは、

文字を書くときのように

繊細な動きが求められるときの握り方です。

ストレスがあると力みすぎてしまい、

無意識にパワーグリップでペンを握り、

手や腕が緊張しがちです。

手や腕の筋肉と肩の筋肉は

つながっていますから、

手や腕の力みが

肩まわりの筋肉の

テンションを高め、

肩こりになるケースもあるのです。

この種の肩こりがあるかの

チェック法があります。

手のひらを天井に向けて

両腕をデスクに投げ出し、

力を抜く。

左右で親指が

より内側に入っている方は、

母指球筋という

親指の付け根の筋肉が

緊張している証拠です。

同じ側の肩が張っているなら、

手・腕由来の肩こりである

可能性大です。

春の「気分の落ち込み」

こんな方は要注意

▢ 春先は気持ちが落ち込む 

▢ 気温差が大きくて体がつらい

▢ 日の光を浴びない日が多い

▢ ささいなことでイライラする

▢ 最近怒りっぽい

▢ 新年度前はソワソワする

対 処 法 >

①日光浴

新年度から始まる新生活への不安や、

気温差によるストレスで

気分が沈んでいませんか?

日光浴をしながら

大きく深呼吸をしてみてください。

正午くらいに15分程度、

日の光を浴びれば、

幸せホルモンといわれる、「セロトニン」が増えて

気持ちが明るくなるでしょう。

②ツボ押し

「合谷」のツボを押して、気持ちを整える!

急な気温の変化に体がついていかない。

なんだか気持ちが落ち込む。

そんな時には、「合谷」のツボでケアをしましょう。

合谷は手の甲の親指と人差し指の骨の分かれ目にあります。

反対の手の親指で30回くらい押すといいでしょう。

何気ない動きの癖が肩こり・腰痛の原因

肩こり・腰痛を引き起こす、

最大の原因は何なのか?

それは間違った動きのパターンにある!

肩の肩関節と肩甲骨には、

「肩甲上腕リズム」という

運動パターンがあり、

腕(上腕)と肩甲骨は

決められた割合で動くように

設計されています。

猫背で肩甲骨の動きが悪くなると、

腕の負担が増えて疲れ果て、

それが肩関節まわりのコリに

つながることがおおいのです。

同じように

腰の腰椎と骨盤と股関節には、

「腰椎骨盤リズム」という

運動パターンがあり、

腰椎と骨盤と股関節は

協力しあっています。

座っている時間が長いと

股関節の動きが悪くなり、

腰椎と骨盤にストレスが集中。

腰痛の引き金になります。

肩こりにも腰痛にも関係するのが、

肩と腰のちょうど真ん中にある

胸椎の運動パターンです。

胸椎の動きが悪いと

肩にも腰にも負担が掛かるので、

肩こりや腰痛が起こりやすいのです。

デスクワーク中心の運動不足の生活で、

忘れがちな正しい運動パターンを

体にインプットする。

これがコリや痛みと

無縁の生活を送る第一歩になります。

何気ないその行動、自律神経に負担大!⑧

正しい姿勢をキープする ・・・ ダメ ✖

オフィスでのデスクワーク中は

ついつい背中が丸まり、

骨盤が後傾した

不良姿勢に陥りやすいです。

不良姿勢は肩こりや腰痛を

引き起こしやすいですが、

かといって背すじを伸ばして

骨盤を立てた正しい姿勢も

長時間続けるのはNG。

血流が滞って

自律神経の仕事が増えるし、

疲労物質が代謝されにくく

自律神経の疲れは

いつまでも抜けません。

むろん不良姿勢を

長時間続けるのは言語道断です。

座りっ放しを避け、

30分に一度は立ち上がって歩き回り、

血液循環を活性化する。

ついでに水分補給をすると

さらに血流は良くなり、

脱水が避けられて

自律神経にやさしいです。

また胃に水分が入ると

副交感神経がオンになって

自律神経のバランスも整います。

何気ないその行動、自律神経に負担大!⑦

仕事のストレスをトレーニングで発散 は、ダメ ✖ 

カラダを動かして

汗をかくと爽快で気持ちいい。

仕事で疲れたら、

ジムに寄って

筋トレや有酸素運動に

励んで発散するという

前向きなタイプの方も少なくないです。

立派な心掛けだが、

過度な運動は

自律神経にはマイナス!

強度に応じて心拍を調整し、

上がった体温を下げて、

血液循環を適切化するのは、

自律神経のなせる業。

仕事でヘトヘトなのに、

ハードな運動に励みすぎると

自律神経の困憊は極まる。

それでも運動したくなるのは、

辛さに耐えた達成感がハンパないため。

達成感で疲れたという感覚 = 疲労感がマスキングされると、

『疲労感なき疲労』が溜まる一方です。

運動時は強度と時間で適度にコントロールしてください。

花粉症

つらい日々に、さよなら!

風邪をひいているわけでもないのに、

ひどいくしゃみや鼻水、鼻づまりが

発作のように起こる・・・。

アレルギー性鼻炎とは、

ハウスダスト、ダニ、花粉、カビ、ペットの毛など、

特定の原因となる物質(アレルゲン)が、

鼻粘膜に侵入して過敏反応(アレルギー反応)を起こし、

連続するくしゃみ鼻水鼻づまりなどの

症状をもたらす病気です。

春先になると

つらい「花粉症」も

このアレルギー性鼻炎の一つです。

ひどい症状で、日常生活に

支障をきたすことも少なくありません。

原因となる物質(アレルゲン)が

過敏に反応してしまうのは、

からだの防衛力が弱いからなのです。

防衛力がもともと弱い人と強い人がいますが、

防衛力は飲食や労働などの

生活環境によっても変化します。

突然花粉症になってしまうことが

よくありますが、

それは、その人なりに保たれていた防衛力が、

何らかの原因で乱れたためと考えられます。

くしゃみ、鼻水、鼻づまりを

三大症状とするアレルギー性鼻炎には、

ハウスダスト、ダニなどにより

いつも症状のある通年性のものと、

花粉症などある時期だけ

症状のある季節性のものがあります。

目が痒い、

目がショボショボする、

涙がでる、

鼻水が出る、

くしゃみなどの

鼻や目の症状以外にも

いろいろな症状があります。

<日ごろの予防法>

  • 室内をこまめに掃除して清潔にしましょう。カーテンの汚れにも注意を。
  • 鼻粘膜への刺激を避けるため、室内の乾燥を防ぎましょう。
  • テレビやインターネット、新聞の花粉情報を見て予防を心がけましょう。
  • 特に花粉症では外出時はマスクやメガネをし、外出から帰ったら、うがいや目や鼻などを洗うと予防効果も上がります。

<花粉症と鍼灸治療>

①投薬治療とは違い、副作用や眠気がない

  • 「薬を飲むと眠気が心配・・・」というドライバーさんや妊娠中・授乳中の方にも安心です。

体質改善による症状の改善(長期的な効果が期待)

  • 定期的に継続して治療を続けることにより、免疫力アップとなり体質改善が可能です。
  • 花粉へのアレルギー反応を抑制できます。
  • 去年より今年、今年より来年・・・と症状が軽減していきます。

③治療後の効果が期待(短期的の効果)

  • 鍼で鼻の周囲のツボに刺激を与え即効性の効果があります。

寒暖差アレルギー

こんな方は要注意

▢ 気温差が大きい時期は体調を崩しやすい

▢ 室内外を行き来するとくしゃみが出る

▢ 温かい電車に乗ると鼻水が出る

▢ 寒暖差が激しい時期になると元気が出ない

▢ 外の冷たい空気を吸うと鼻の悩みが現れる

▢ 暑いものを食べると鼻水が出やすい

そんなあなたに!

激しい寒暖差に適応するために

大切なのが筋肉です。

筋肉があると体の中に

熱を作る役割が期待できるからです。

簡単な運動で大丈夫!

テレビを見たり

料理をしたりしながら、

その場で足踏みをする程度の

運動からはじめてみましょう!

風邪

顔が青白く、ゾクゾク寒気を感じる風邪と、

熱が出て汗をかき、顔が赤くボーッとする風邪。

「風邪」とひと口に言っても、その種類はさまざまです。

症状も、

くしゃみ、鼻水、咳が出る、喉が痛む、

腹痛や下痢など、いろいろあります。

風邪の原因のほとんどが、

ウイルスのよる感染です。

ちょっとした体調の崩れをきっかけに、

風邪を引くことが多いのです。

風邪はひき始めから数日経過し、

こじれてくると、症状も変化していきます。

1週間以上たっても、

まだ微熱、咳、寝汗、食欲が無いなどの

症状が続く場合は、こじれて長引いた証拠です。

「風邪が万病のもと」と言いますが、

特に高齢者は、

風邪が元でいろいろな重い病気を

起こるので注意しましょう。

【東洋医学と風邪】

「風邪」は東洋医学の得意分野の一つ。

特に高齢者の風邪は体力が

低下して起こることが多いので、

東洋医学の治療が力を発揮します。

西洋の薬は熱を下げる、

咳を抑えるなどの対処療法が主ですが、

東洋医学は

身体が本来持っている

免疫力・抵抗力・自然治癒力を高めて、

風邪を治すことに重点をおいています。

また健康管理で

定期的に鍼灸を受けていると

免疫力・抵抗力・自然治癒力が上がるので

風邪に引きにくい体質へと導くこともできます。

腸の基礎知識 ④

十二指腸が出す消化酵素で、栄養分解がさらに進む

腸の始まりである十二指腸。

十二指腸の名前の由来を

ご存知でしょうか?

命名者は

紀元前300年頃に活躍した

古代ギリシャの解剖学者・ヘロフィロス

という説があります。

十二指腸が

指を横に12本並べた大きさだったことから

「十二指」と名付けられたと言われます。

2300年ほど前につけられた名前が、

今も世界中で使われているのには驚きます。

十二指腸は、

小腸の入り口にある腸です。

全長は約25cmほどです。

正面から見ると

アルファベットのCの形をしています。

またCのくぼみには、

膵臓があるほか、

胆嚢といった別の臓器と近接していて、

ふたつの臓器からは

管が十二指腸へと伸びています。

胃の中の食べ物の

消化が終わるまでは

決して開かない胃の出口である幽門。

胃と腸の分岐点でもあるここが緩むと、

ドロドロの粥状になった食べ物が

十二指腸に入ってきます。

実はここには

高性能なセンサーと

消化酵素のシャワーがついています。

胃酸の刺激を十二指腸が受けると、

即座に胆嚢と膵臓を動かすホルモンが

分泌されます。

そして胆嚢からは

脂肪の分解を助ける脂肪酸を含む胆汁が、

膵臓からは炭水化物、たんぱく質、脂質を

分解する膵液が出てくるのです。

このシャワーを

胃から出てきた消化物が浴びることで、

栄養素が小腸上皮細胞で吸収できる形に

変わっているのです。

ちなみに、

膵液や胆汁は弱アルカリ性。

ときには胃に穴を開けてしまうほど

強い酸性の胃液を中和して中性に変え、

小腸の粘膜を守ります。

私たちが

健康な体をつくれるのも

約25cmの十二指腸のおかげなのです。