
不安や動機を抑える手首のツボを押す
自律神経やホルモンバランスの乱れには、こころのツボが効く
動悸や息切れは、
精神的な疲れやストレスにより、
自律神経が乱れている場合に
出やすい症状です。
特に更年期は、
ホルモンバランスが崩れて
自律神経に影響を与え、
動悸や息切れを感じやすくなります。
また不整脈、貧血、心臓の病気などが
原因で起こることもあるので、
症状が重いときは
循環器科を受診することが大切です。
手首にある「内関」というツボは、
不安や動機を抑えてくれる、
こころに働きかけるツボです。
症状が治るまで、
呼吸に合わせるようにツボを
刺激するのが効果的です。
また「内」は内臓を、
「関」は出入り口を意味することから、
内臓の胸から腹部にかけての痛みや
不快感にも効果があります。
< 内関 >
【ツボの位置】
手首の中央に走る2本のスジ(腱)の間で、手首から指3本(人差し指、中指、薬指)下がった所。

【ツボの押し方】
腕をつかむように親指をあて、
押し込むようなイメージで5秒ずつ、
症状が落ち着くまで左右交互に行う。
動悸や息切れを感じたら、
すぐに座るなど楽な体勢をとって、
ゆっくりと呼吸を合わせて、ツボを押す。